猫の「こころ」

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ある猫の飼い主だった女性が亡くなった。
猫は死をひどく悲しみ、彼女の寝室にとじこもったきり何日も出てこようとしなかった。
ベッドの横にうずくまり、誰かが近づくと逆上して飛びかかった。
葬式の日には霊柩車について墓地まで行き、それから日曜日ごとに主人と墓参りを続けた。
そのうち毎日ひとりで墓に行くようになり、そこで物思いにふけるようになった・・・。

この話は一見すると、かわいがってくれた飼い主を思う情深い猫のエピソードだが、
実は某動物学者の本の「ノイローゼになった猫」という章で紹介された、「喪中病にかかった猫」の症例だ。

猫は、飼い主が死んだ直後に、ショック反応に似た症状を起こし、意気消沈して食事を拒絶したり、
極端に乱暴になったりすることがあるという。

犬とくらべて、猫の場合には、依存心や対人関係の変化が原因で引き起こされる異常行動は少ないらしい。
上の話はその少ない例の一つだが、それでも、こういう例があるのは、すべての猫が精神的にタフじゃないということだし、
環境の変化で重大な影響を受けることもあるということだろう。
そしてそのことは、猫にも人間と同じように、「こころ」がある証拠で、結局、異常行動をなくす特効薬は「愛情」しかない、
と著者は締めくくっている。

まったく同感だ。
猫に「こころ」があること、そしてとても感受性が強いことは、猫と一緒に暮らしていれば、痛いほどよくわかる。


EOS-1DMarkII・EF15mm
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by norakko-nikki | 2007-07-16 10:15 |
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