自らを招き猫として、暮らしを立てているらしい

No.1
f0116759_011162.jpg

No.2
f0116759_013513.jpg

No.3
f0116759_02492.jpg

「よく買物にいく商店街の薬屋に、……ふてぶてしい老猫がいて、常に、入口の洗剤など安いモノを置く棚に睡っている。
 ……
 店の店主は、要領を得ない表情で、……『うちではゴローって呼んでますが、十歳以上にはなっているでしょう。』……『二、三日置きにやって来て、そこに座ってるんですよ。こいつ、本屋で、店番するようにレジの近くにいることもあるし、表の葬儀屋さんのウインドウに、置物みたいに座ってたり、まあ、どこでも同じ恰好で、じっとしている』。
 ゴローが来ると、はじめ飯の残りなど与えていたが、今は猫缶。本屋、葬儀屋の飼い猫じゃない。どういうつもりか判らないが、いわば自らを招き猫として、暮らしを立てているらしい。」野坂昭如「商店街の招き猫と神戸の猫」『我輩は猫が好き』より


撮影機材/EOS-1DMarkII・EF15mmF2.8


クリックお願いします⇒人気blogランキングへ
クリックお願いします⇒にほんブログ村 猫ブログへ
[PR]
by norakko-nikki | 2007-01-04 00:04 |
<< 猫が歩いてる町はイイ町なのです 昔の猫の写真は、見たくとも見ら... >>